NTTフレッツのocnグローバル固定アドレスが選ばれる理由とは?

NTTフレッツのocnグローバル固定アドレスを利用している企業は非常にたくさんあります。その人気の理由は事業において大きな利益をもたらしてくれるネットワークサービスだからです。

固定IPアドレスとは、ネット接続の時にいつも同じIPアドレスでインターネットを利用するためのアドレスのことです。分かりやすく言えば、利用している回線に固定的に与えられている住所ということです。

一般的なIPアドレスは、インターネットにアクセスする度にブロードバンド会社がランダムに割り振りをするため、毎回違うアドレス(動的IPアドレス)になってしまいます。
そのままでは社内VPNを構築することはできません。
何故ならば、社内に固定したアドレスが存在しないため、社外に出てしまうと社員たちの端末機が社内のメインコンピュータを特定できずに、VPNネットワークが成立しなくなってしまうからです。

そこでocnの固定IPサービスが役に立つわけです。社内にメインサーバーを設定することが可能で、ここを中心として社員のPC・スマホなどの端末機を限定したネットワーキングが組めるシステムになっています。

しかもインターネット上で閉鎖的なネット空間・VPNを構築しますから、世界中どこからでもネット回線を利用して限定的な通信網が張れます。

固定IPサービスが無かった時代は、特別に回線を張り巡らせて、事実上会社の建物の中だけのVPN構築しかできませんでした。それと比較すると、利便性や利用範囲の拡大が格段に向上している点が大きなメリットです。

ocnグローバル固定IPサービスはNTTフレッツ系の大容量で高速な回線をベースにしていますから、送信できるデータのボリューム面でも優位にあります。
IPv6ベースのプランであれば1ギガの容量がありますので、大手企業のネットワーキングとしても過不足が無いでしょう。

料金的には固定IPアドレス専用の業者よりも割高ですが、その分スペックの良さと、安心・安全の独自のセキュリティ対策に万全のサポート体制があります。これによって固定IPサービスをより効率的に利用できるようになる点も人気の理由です。