クラウドサービスの不正アクセスを防ぐocn固定IPアドレス！

仕事上でVPN構築の社内ネットワーキングを作る場合、最も心配になるのがセキュリティ問題でしょう。
無関係者のアクセスから情報漏えいしてしまう可能性もありますし、重要情報を握っている会社ではハッキングのリスクもあります。やはり第三者による不適切なアクセスをシャットアウトすることが重要課題になるでしょう。

そのような問題を解決してくれる手段として、現在NTTフレッツ系のブロードバンドでは、グローバル固定IPサービスを提供していて、この固定されたIPアドレスがサーバーのIP管理に有効に利用できるようになっています。

一般的なネット通信では、プロバイダーが毎回ランダムにIPアドレスを宛がう動的IPアドレスを利用しています。
これでは会社のPCが送信元の端末を特定することができません。ですが固定IPアドレスを設定することで、社員のPCやスマホが特定され、世界中どこからアクセスしても見分けることができます。

つまりグローバル固定IPアドレスを提供するブロダイバーを利用すると、安全性の高いVPNネットワーキングを社外に展開できることになります。
現在ビジネス向け固定IPサービスで広く利用されているのがocn社です。ocn社は国内全域にサービス網を広げていますので、国内のほとんどの方が利用できる便利なプロバイダーです。

もちろん情報管理の安全性はしっかりしています。
ocnセキュリティゲートウエイによって、ウイルス対策からURLフィルター機能、アプリケーション制御が可能です。
最近はビジネス向けの便利なクラウドサービスがたくさん提供されていますが、固定IPアドレスの登録で不正アクセスを回避できます。

Ocnの固定IPサービスが人気なのは、このように安全性と利便性においてしっかりとしたサービスが提供されているからです。ただし、利用コストではデメリットもあります。
固定IPアドレスはオプションサービスで別途料金が発生するからです。フレッツ回線の利用料と専用ルーバーのレンタル料を併せればちょっとした負担になりますので、費用対効果の計算は事前にする方が良いでしょう。